なこみくについて語る
なこみくについて語る
初めての更新ということで何について語ろうかと悩んでいたんですが、折角本日は博多の新曲『早送りカレンダー』の発売日なのでセンターのなこみくについてお話ししようと思います。
もうこの記事を見たらなこみくについては完璧！ってレベルに語りたいと思います。
◎まず"なこみく"ってなに？
"なこみく"とはHKT48三期生、矢吹奈子と田中美久のコンビ名です！
HKT48三期生 チームH所属
東京都出身の16歳
HKT48三期生 チームH所属の
熊本県出身の16歳
二人は同じHKT48第3期生オーディションに合格しました。オーディションの時から背の高さが一緒だったこともあり、ダンスのペアを組んでいたそうです。
あどけない奈子と大人っぽい美久は小学六年生コンビと大注目されました。
◯しかし徐々にメディア露出の差が……
同じ時期にHKT48に加入したなこみくでしたが、さっしーに憧れて東京から博多へ越してきたという濃いエピソードもあってかテレビ番組などで奈子が取り上げられることが多くなりました。
そしてAKB48の34枚目シングルのカップリングでは各支店の若手メンバーがセンターを務めることになり、そのカップリング曲「ウインクは3回」で奈子がセンターを務めることになりました（この時美久は不選抜）
メディアに出ていない方が不遇に思えてしまうコンビ売りの運命。
しかし美久も劇場や握手会で努力を重ね、博多の釣り師と呼ばれるまで人気が徐々に上がってきます。
◯連続選抜の裏側に
加入後のシングル『桜、みんなで食べた』で初選抜された二人はMステに初出演。小学六年生コンビとしてタモリさんともトークが出来ました。
その次のシングル『控えめI love you』にも選抜され、以降全てのシングルに選抜として参加しています。
一見最年少エースコンビと思えるかもしれませんが、彼女二人を悩ませることが一つ。
それはAKBグループに入ったら避けることは出来ない一年に一度の大イベント、「選抜総選挙」です。
加入したばかりの1年目は仕方がないとして、中学二年生で迎えた二度目の総選挙でも二人ともランクインすることができませんでした。しかしそれでも博多のシングルでは連続で選抜入りを果たすことになり、総選挙にランクインできないないことが二人のネックになってしまったのです。
この時のことはよく覚えていますが、二人とも総選挙にはこだわっているように見えたし、さっしーもランクインして欲しかったと言っていました。ここでランクインできていれば選抜にいてもなんらおかしくないですから。
博多のシングルは毎回16人選抜されるのでなこみくが入ると残りは14人。16人の中の2人を占めてしまっているのは大きいです。
一度2人とも外して新しい子を入れてはどうかとファンの中でも話されていました。
特に奈子はそのことについてドキュメンタリー映画でも語っていました。握手会で人気のある美久に自分を比べ、人気のない自分が選抜でいていいのかと。
生誕祭では「奈子が選抜でごめんなさい。認められるように頑張ります」と涙ながらにコメント。保護者代わりのさっしーも大号泣していました。
総選挙にランクインしていないというジレンマ。特に『しぇからしか』と『76億分の君へ』期間は辛かったと思います。
しかしコンビだからこそ2人で支えあって前に進んできました。この期間でかなり絆が深まったように思えます。
◯迎えた三度目の総選挙。結果は……
第8回選抜総選挙。なこみくにとっては三度目の参加となります。
速報発表の日はチームHの公演、つまり2人は劇場のステージでその結果を見ることになりました。
徐々に順位が呼ばれていき、緊張が高まります。確かこの年は速報に博多のメンバーが大量に入り、余計に焦りを感じていたと思います。
そして先に名前が呼ばれたのは57位の美久でした。美久が今年の総選挙に懸けていたのを知っていたので飛び跳ねて喜ぶ姿を見て一安心。しかし次にカメラに映し出された奈子の表情は相方である美久が呼ばれて嬉しい気持ちと自分より人気の美久よりも上で呼ばれるはずがないという不安で溢れたものでした。
しかしその直ぐ後、52位で呼ばれたのは奈子の名前でした。安心したのか周りのメンバーに支えられながら泣き出す奈子。
それを美久は嬉しく思いながらも、やはり自分よりも上にいる奈子にライバル心を抱えていたと思います。
コンビだからこそ同じ立ち位置に生まれてしまう人気の差はどうしようもありません。
この速報を受ける前でのネットでの予想が「美久だけがランクイン」や「奈子よりも美久の方が順位が上」などが多く、速報で奈子が美久よりも上回るとは予想出来なかった人が多いと思います。
最終順位も「多分美久が巻き返すだろう」、そう思われていました。
総選挙当日、初開催の新潟で先に名前が呼ばれたのは美久でした。第45位でネクストガールズ入りを果たしました。美久は壇上で「最年少でランクインしたくてそれが果たせたこと」、そして「熊本地震で地元の力になりたい」としっかりとした口調で語ってくれました。
それからもネクストガールズの順位発表が続きましたが奈子の名前が呼ばれることはありませんでした。
次のアンダーガールズは選抜入りを争う有名メンバーが集まるグループとなり、3年目の奈子には届かない可能性も……
誰もが奈子のランクインを諦めかけていたその時、「第28位 矢吹奈子」と彼女の名前がはっきりと呼ばれました。
この時奈子はAKB48のチームBと兼任しており、「HKT48 チームH AKB48……」呼ばれた瞬間に奈子のランクインが確定し、彼女の目から大量の涙が溢れ出しました。
多分この時の総選挙で私が一番泣いたシーンです笑
今までの不安から解放され、それを見守ってきたさっしーも号泣して抱き合うシーンはまるで親子を見ているようで何回見ても感動してしまいます。
総選挙当日が15歳の誕生日だった奈子にとって、最大級のプレゼントだったと思います。
三度目の正直で初ランクインを果たした奈子と美久。
2人にとってターニングポイントとなる大きな出来事でした。
◯後輩の第抜擢、そして生まれる序列の差
総選挙後のシングル『最高かよ』。このシングルで初のシングルセンターを務めることになったのは総選挙にランクインしたなこみくではなく、ドラフト二期生の松岡はなでした。
この時の2人は記念すべきデビューシングルとセカンドシングルのセンターを二期生に取られた咲良とはるっぴを見ているようでした。
初めて出来た後輩であるドラフト二期生にセンターを奪われてしまった2人。そして今回の総選挙の順位を受けてフロントメンバーに奈子が選ばれました。
今までのシングルではシンメポジだったのに対して奈子だけがフロントに選出されたことで、徐々に人気の差が広がっていきます。
ただここで言えるのは2人の仲が本当に良くて、お互いをお互いをリスペクトし合っていること。
ランクインできずに悩んでいた時期を共にしていたこともあってか、それで2人の中にヒビが入ることはなかったようです。
◯4回目の総選挙。ついに美久が！
迎えた4回目の総選挙。奈子の目標は選抜入り、美久は少しでも順位を上げたいというものでした。
特に今回は去年のこともあって奈子に注目が集まっていました。
速報では奈子が48位、美久が45位で2人とも去年の速報よりも順位が上がっていました。
当日、先に名前が呼ばれたのは37位の奈子でした。去年よりもランクダウンしてしまったことにショックを受けている様子でした。
しかし躍進を遂げたのは美久、ネクストガールズで名前が呼ばれなかったのでアンダーガールズ入りが確定しました。そして結果はなんと去年の奈子と一緒の28位！ この2人運命すぎるでしょう。
4回目の総選挙は美久が奈子を敬った結果で終わりました。
ここからの美久が凄い！ 総選挙後のシングル『キスは待つしかないのでしょうか』では初のフロントメンバーに選出、そして劇場盤には初めてのセンター曲『ロマンチック病』が収録されました。美久の歌声がいい感じでリクアワでも第6位でした！
そしてなんとAKB4850枚目シングル『11月のアンクレット』の選抜メンバーに選ばれました。なこみくのどっちかが選ばれるのは初めてです。続けて次のシングルの『ジャーバージャ 』でも選抜入りしています。
奈子がチームBと兼任していたこともあって先に選抜入りするんじゃないかと思っていたので意外でした。
しかしここでの奈子のコメントがいい。
辛い時も嬉しい時も一緒だったからお互いのことを一番喜び合える。素晴らしいコンビ愛です。
◯ついにWセンター！『早送りカレンダー』
総選挙の投票券が含まれる52枚目シングル『teacher teacher』の選抜発表が3月にありました。
showroomでメンバーとファンが見守る中、一番後ろの列で名前が呼ばれたのは奈子。奈子にとって初めての選抜入りです。
尾崎さんが泣いてるの、ひじょーにレアです！ あんまり泣かないで有名ですから！
だけどやっぱり美久が選抜入りしていたのを見てたから奈子も必死だったんだなと思うと健気で泣けてきますよね。
しかし逆に美久は選抜に落ちてしまいました。続けて入っていたので期待もあったのだろうけど配信で泣いてしまった美久にファンの人たちが「総選挙で頑張ろう」と励ましている姿が素敵でした。
こうしてなこみくの2人は両方がAKB48の選抜を経験し、人気も徐々に上がってきました！
そして博多界隈になんとも嬉しい発表がある！
それは新シングル『早送りカレンダー』のセンターがなこみくのWセンターであること！
ずっと序列でも最近はシンメポジが少なかったこともあり、寂しかったんですけどセンターで復活とは！
それにどっちか片方じゃなくて2人でセンターなのは嬉しすぎました！
ライブでも盛り上がる曲となっているので是非是非聴いてみてくださいね✨
◯なこみくのこれから
きっと今年の総選挙は2人とも目標が選抜だと思ってます。だけどこの2人は絶対に将来のAKBグループを背負うと思っているので頑張ってほしい！
以上、なこみくについて語るの回でした！
